アマチュアキックボクシング大会へ出場
アマチュア選手の森田がジャパンキックボクシング協会主催のアマチュア大会に出場してきました。
森田はジム設立前に、レンタルスタジオを借りて週一回のキック教室を開催していた頃から来ていました。
週1度の練習の時代にも1度試合に挑戦しましたが、残念ながら負けてしまいました。
再挑戦へ向けての練習
昨年5月に常設ジムをオープン。森田も会員になってくれました。
仕事も忙しく職場も自宅もジムから遠い中、コツコツと練習をしていました。
キック教室時代は週1しか練習が出来ませんでしたが、常設ジムが出来た事により忙しい仕事の中、週2~3回練習が出来るようになりました。練習内容も試合用に変え、ミットのラウンドも通常より増やしスタミナ強化。
一番懸念したのは体重です。この頃の通常体重は82kg。練習はしていますが、不摂生がたたっています笑
試合に出場するには75kg級か67kg級が妥当。82kgのまま出場すれば良いのでは?っと思うかも知れませんが82kgだとヘビー級に該当してしまい、100kg超えの選手と対戦する可能性もあります。
本人と話し合った結果、67kgで出場する事に。一番太っていた時からすると15kgの減量です。
15kgの減量と言ってもハードな練習をする前の体重なので、不摂生な食事を止めて、普通に食事を摂りながらハードな練習とロードワークをして
10kg位は落ちました。
試合数日前までには残り2.8kg。ここからが結構辛かったようですが、前日には少し走った後にオニギリを2個も食べられたそうなので順調そうです。
試合当日
試合会場は大森ゴールドジム7階。
駅から近くアマチュア大会やプロ大会が頻繁に開催されている会場です。
集合場所に現れた森田は精悍な顔立ちで、数か月前の82kgあった人物と同一人物に見えません。
会場に入り受付を済ませて計量へ。
67kgジャストで計量をパスし、待ちに待った食事と水分を摂っていました。
計量後の食事と水分の美味さは格別なものがあります。
アマチュアの試合では計量後に回復する時間が少ない為、食べ過ぎると動けなくなってしまいます。
プロの試合であれば前日計量や当日計量でも朝に計量し試合は夜なので、私であれば4kg~5kgは体重を戻して試合に挑んでいました。
最低限の食事と水分を摂り少し休息。
ここで森田から『今日は彼女と親が応援に来ます。』っとの報告。
えっ?彼女がいたの? 全くそんな気配を見せていなかったので今日一番の驚きでした笑
3年付き合っているそうですが、周囲には殆ど知られていなかったそうです。
素敵な彼女とお母さんも到着しいよいよ試合開始時間
試合開始
試合前に対戦相手のウォーミングアップを見ると身長は森田の方が高いですが、かなりの筋肉質。
構えはサウスポーでした。しかし、サウスポーとは多く練習していたので苦手意識はないとのこと。相手はパンチでガンガン来るかもしれないけど、お前は必ず蹴りまで繋げるように指示。
そして試合開始。やはり相手はパンチでガンガン攻めてきますが、森田は打ち返した後に必ず蹴りを返す。セコンドの声もよく聞こえているようで指示に従っています。
私が現役時代に指導を受けていた鴇(とき)さんがレフリーで見守る中、鴇さんから教わったサウスポーにスイッチしてからの左ストレートを私が森田に伝えて、それを鴇さんの目の前で披露していた姿は感慨深いものがありました。
1Rも2Rも優勢に試合を進めて見事判定勝ち。森田おめでとう!!
ジムを設立以来、初のアマキック大会に出場し初勝利。ブラジリアン柔術に続きキックでも勝利者が誕生しました。
今月29日(月.祝日)の柔術大会に3名の会員様が出場します。
この良い流れに続いて皆さん頑張りましょう。